5日午前9時10分頃、宮城県の仙台空港で、エアーニッポンが運航する大阪(伊丹)発
仙台行き全日空731便(エアバスA320型機、乗員乗客166人)が、着陸をやり直そうと
した際、滑走路に尻もちをつくトラブルがあった。
同機は約15分後に同空港に着陸し、けが人もなかったが、機体の損傷が大きかった
ことから、国土交通省はトラブルを航空事故と認定。運輸安全委員会は同日、事故調査官
3人を同空港に派遣して調査を始めた。
全日空によると、同機は一度、滑走路に車輪を接地させたが、接地場所が通常より前方
だったことから、機長は着陸をやり直す「着陸復行」を実施。上昇する際に機体尾部が滑走
路に接触し、機体に長さ約4メートルのすり傷ができた上、後部圧力隔壁を支えるフレーム
も損傷した。男性機長(46)は、機体と滑走路がこすれる音などに気づいた客室乗務員から
の連絡で、尻もちに気づいたという。